BGM 

おねがい
曲名 ” 待ちわびて” です 
パネルの再生ボタンを押すとながれます 
曲が流れない場合もあるかもしれません
パソコンにてボリューム調整を!!



この曲は”音楽の部屋”からお借りしました。
すべてオリジナル曲を使用しています。

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2016'05.11 (Wed)

夕日とともに消えたもの  その3

話をしながらふたりは、
ビヤガーデンで中ジョッキ1杯を飲み終えると、、
居酒屋へと向かったのでした。

「かずとー!?」
「スゲー!夕やけがきれいだぞー!?」
と雄一が空を見上げ立ち止まり言ったのです。
さっきまで少し雲がかかっていて、
うっすらオレンジ色をしていた空が、
一気に赤っぽいオレンジ色に変わっていたのでした。

「ほんとだなあー!?」
そう和人も空を見上げ立ち止まり言ったのです。
時間とともに少しづつ変化する空を、
しばらくの間眺めていたふたりでした。

それから周りが薄暗くなるには、
そんなに時間はかかりませんでした。

「早く行かないと、時間を過ぎちゃうぞー!?」
と和人が言うと、
「そうだなあー」
と雄一が答え、
ふたりは足早に目的の居酒屋に向かったのです。
ビヤガーデンで飲んでるときに、
座敷の席を予約しておいたのでした。
時間までにいかないとキャンセル扱いになるとの条件でした。

居酒屋に着くとすぐ会計の女の子に、
「さっき座敷席を予約した山田ですけど?」
と言ったのです。
「少々お待ちください」
と会計の子が言うと奥から若い男の店員が来て、
「それ俺が受けたから!?」
と言って伝票のところを指さしたのでした。

「いらっしゃいませ!」
「どうぞこちらになります!」
と言って座敷席に案内してくれたのです。
座席席は衝立で仕切られていて、
一番奥には男女6人がすでに座って、
盛り上がっていました。
ふたりは奥から2番目の4人席に通されたのです。
周りを見渡すと、
まだ店内はあまり人が入っていませんでした。

「メニューがお決まりになりましたら、
そちらのボタンを押して下さい!」
と言ってコップに入った水と、
おしぼりを置いて行った店員でした。

「俺ここ初めてだけど!?」
「おまえー!ここによく来るのかぁー?!」
と和人が言うと、
「前に1回だけど、会社の人達と来たことがあるんだー!」
と雄一が答え、
「そうかー!?」
「感じはいいなあー!」
と和人は周りを見ながら言うとメニューを持って、
テーブルの上の呼び出しボタンを押したのでした。

「お前!相変わらずせっかちだなあー!?」
「もう注文するものを決めたのかよー!??」
と雄一が言うと、
「とりあえずビール!!」
「俺は中ジョッキにするけど!?」
「おまえもそれでいいか!??」
と和人が言ったのです。
するとすぐ、
「それでいいけど!」
「でも、つまみは?」
と雄一が言ったのでした。

「マグロの刺身!!」
「あるだろうなー!??」
と言ってから、メニューをめくりだした和人でした。

「確か刺身の盛り合わせがあったはずだぞー!?」
「前に来たとき注文したから!?」
と雄一が言うと、
「盛り合わせのほうが時間が掛かるんだよ!!」
「こういう少し大きな店は、最初は単品が早くていいんだ!!」
と和人が言ったのです。
するとすぐに店員が来て、
和人は注文をしたのでした。

「もう長男も大きくなっただろー!??」
「大学何年だー!??」
と雄一が言うと、
「今年の春卒業して、就職してなっ!!」
「今、アメリカだ!!」
と和人が答えたのです。
「なんだ急に??」
「いつも俺の家のことなんか聞かないくせにー!??」
と和人が言うと、
「いやー!?」
「さっきの話があったんで!!」
「お前の子供に大学生がいたことを思い出したんだけどー!?」
と言ったところで、
店員がさっき注文したものを持って来たのでした。

「ところで!?親父さん入院してて、
こんなとこで飲んでていいのかあー!??」
と和人が言うと、
「あのなあー!?」
入院してるから飲めるんだよー!?」
「家に、もしいたら!?」
「こんなところで飲んじゃいられないさー!」
「発作や異常があったら」
「すぐに病院に来てください!!って医者から言われてるんだから!?」
と雄一が言ったのです。

「そうかー!?」
「お前は大変だなー!??」
「俺はやっと一息できるよおー!」
と言ったあとビールを一口飲むと、
「娘も春に看護学校卒業してさあー!」
「看護婦になったんだよー!」
「違った!!今は看護師って言うのかあー!!?」
と嬉しそうに和人が言ったのでした。

「お前は早く結婚したから!?」
「子育ても終わりかあー!?」
「早く結婚したほうが正解だったかなー!??」
と雄一が言うと、
「子供を育てるのはたいへんだってことを!」
「親になって初めて知ったよー!?」
と言って和人がビールを一口飲んだのでした。

それを聞いた雄一が、
「俺も離婚って!」
「こんなに大変なことだってこと初めて知ったよー!?」
とすこし笑いながら言うと、
ビールを半分ほど一気に飲んだのでした。

「お前もいろいろ不幸が続けてあったから!?」
「親父さんだけは、病気よくなるといいなあー!?」
と和人が言ったのです。
「う~ん!?」
「実はなあー!お前だけに話すけど!?」
「誰にも話さないでほしいんだけどさあー!?」
「親父!そう長くは持ちそうにないんだー」
「できるだけ家で面倒見ようと思ってなっ!!」
「がんばっているんだけど!?」
と言ってビールを一口飲むと、
医者が、病院に長くいるとボケる高齢者が多いって!」
「だから問診できなくなるって言ってたんでさあー!?」
「1日でも長く家にいて、ボケなく過ごさせたくてさあー!?」
「でもまた入院しちゃったんだけどなあー!?」
と雄一は言ってから、
「やめー!!」
「もう湿った話はよそうぜ!!?」
「なっ!!」
と言ってビールジョッキを和人の前に差し出したのでした。

「わかった!!」
「じゃあー!?」
というと和人は雄一の差し出したジョッキに向かって、
自分のジョッキを差し出し、
「改めて!カンパーイ!!」
と言ってジョッキを合わせたのです。
雄一も、
「改めて!カンパーイ!!」と言い、
二人はビールを一口飲んだのでした。

「ところでお前!札幌に行って何年になる??!」
「うーん!??今年で3年かな??!」
「まだ単身赴任なのか!?」
と雄一が言うと、
「いやー!?」
「子供二人が就職したんで!!」
「嫁さんと二人。しばらくの間社宅住まいだったんだけど!?」
「いろいろあってなっ!?」
「今は、マンションにいる!!」
「来年の年賀で知らせるつもりだったんだけど!?」
「俺が単身赴任でいた時に!?」
「亭主、丈夫で留守がいい!!って言ってたそうだ!!」
「ある人に聞いた話だけど!!」
と、少し苦笑いしながら和人が言ったのでした。

「亭主丈夫で留守がいいー!?かっ!!」
「そういえば子供の頃、’いろはがるた’で
犬も歩けば棒に当たるって!”い”のところにあったけどさあー!?」
「思わぬ災難に当たるってやつ!」
「昔の人はうまいこと言ったもんだなあー!?」
と言ったところで隣に若いOLらしき3人が来たのです。
ふたりは一斉にそっちを向いたのでした。
そして3人は座敷席に座ったのです。


その3人を連れてきた店員が説明を終わるのを見はかると、
その店員に、
「すいませーん!」
「焼き鳥の盛り合わせと、刺身の盛り合わせ!」
「それと鳥のから揚げと塩キャベツ!!」
「それからチューハイの梅!!2つ。先に持ってきてくれる!??」
と言って、それぞれ二人が注文したのでした。

「ところでどこまで話したっけ!??」
と雄一が言うと和人が、
「おい!」
と言って向かいに座っている雄一に顔を近づけると、
小声で、
「あれって!典型的なパターンだなっ!!?」
と嬉しそうに言ったのでした。

「お前も気が付いた!?」
と雄一も少し笑いを浮かべ言ったのでした。
それは昔大学の先輩が、
「女2人の場合はいろいろなパターンがあるけど!!」
「女3人の場合9割が。美人とふつう。残り一人がブスかデブ!!」
と教えてもらったことを、二人ともずーと覚えていて、
一杯やった時には話のネタに、みんなに話していたのでした。
そしてふたりは顔を見合わせ、
腹をかかえて声をある程度押し殺し、大笑いをしたのでした。

そこに店員が来て、
「お二人とも楽しそうですね!!」
と言って、笑顔で梅チューハイを持って来たのでした。

「笑いすぎてのどが渇いた!!」
と雄一が言うと、
「俺も、のどが渇いた!!」
と和人も言い、
ふたりは一気にグラス半分ほどを流し込んだのでした。

「ところでさあー!?」
「さっきの続きだけど!?」
と雄一が言うと、
「犬も棒に当たる!!
っていうことわざのことかぁー!?」
「そういえば!犬で思い出したけど!?」
「”犬もおだてりゃ木に登る”ってのもあったよなあー!??」
と、和人が少し大きな声で言ったのです。

「そうそう!。あった!あった!!」
「おだてると思いがけないことをするってヤツ!」
「なっ!!」
と嬉しそうに雄一が言ったのでした。

「犬ってさあー!?」
「ふだん。木になんか登らないもんなー!?」
「おだてるって!どういうふうにおだてたんだろうなー!!??」
と腹を抱え声を抑え笑いながら和人が言ったのです。
すると隣から、
「よしなよー!?」
「酔っ払いなんだからー!?」
「そうだよー!?」
と言う声がしたのでした。

衝立の横から美人の子が顔を出し、
「あのー!?」
「楽しそうなところをすいませんけど!?」
と言ったのです。
「はあー!??」
と二人が言うと、
「それって!”犬もおだてりゃ木に登る”じゃーなくて!!」
「”もおだてりゃ木に登る”んじゃないんですか!?」
と言ったのでした。

雄一と和人は顔を見合わせると、
また声を押し殺し腹を抱え大笑いをして、
「ごめん!ごめん!!」
だった!」
と和人が答えると、
「せーの!」
と雄一が言ったのです。
そして二人が声を合わせ、
「ぶ。た。!!」
と大きな声で言うと、
また腹を抱え声をある程度押し殺し、
体を横に倒しふたりは大笑いをしたのでした。

じきに体を起こすと、
「ごめんねっ!」
「酔っ払いで!!」
と雄一が笑いながら言ったのです。

「それにしても君。美人だねえー!」
「3人一緒にこっちへ来て飲まない?」
と和人が言うと、
「けっこうです!!」
と言って美人の子は、
衝立を隔てた奥に戻ってしまったのでした。


「おじさん二人に興味を示す若い子なんか、いないんだよー!!」
と雄一が言うと、
「そんなこと!わかってるさあー!」
「ちょっと言いたかっただけ!!?」
「あの子を思い出しちゃてさっ!?」
と言うと和人は、
残っている梅チューハイを一気に飲み干し、
呼び出しボタンを押したのでした。

「そんなに気になっているんだったら!?」
「やめたオーナーのとこに聞けに行けばいいのにー!?」
と雄一が言うと、
「おじさんになんか興味示さないってわかってるし!!」
「俺が勝手に抱きしめたいほどかわいいと思っただけだから!?」
と和人が言ったのです。

「もう俺たちおじさんは、
若い女の子を好きになっちゃいけないのかもなー!?」
と雄一が言うと、
「お前と俺とでは違うさー!?」
「お前はとりあえず今は独身だから!?」
「俺は嫁さんも子供もいるからなっ!!」
と和人が言ったのです。

「うーん!??」
「そうじゃなくってさあー!??」
「どんなにこっちが好きになっても!」
「相手の子が本当に好きになるってことはないってことさあー!?」
と雄一が言ったのでした。

「お前の言うことはわかるけど!」
「俺は一方通行でもいいと思っているんだっ!!」
「大げさかもしれないけど!」
「忘れてた若さを取り戻したような気がするんだ!!」
「なんていうか?!」
「人を好きになるワクワク感かなっ!!?」
と和人が言ったのでした。

「ワクワク感かー!?」
「そうだなあー!??」
「そう言われると俺ないなあー!!?」
そう言ったのを思い出した雄一でした。

         その3   終わり

その2 からのあいだを8か月余り開けてしまいました
今回昨年書いたものを追加・修正し載せました
現在書く意欲が涌いてきませんので
ブログ小説を書くのを中止いたします
しばらくは旅行のことに関する記事を載せたいと思います

*** 
      誤字・脱字・意味不明な個所等あるかもしれません。
      気が付いたら修正いたします。
      ご了承ください。                     
                                          ***


初めての香港旅行 その3  は、
記憶がはっきりしているうちに(笑)
なるべく早く掲載いたします     m(_ _)m

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タグ : ブログ小説 ビール ジョッキ 医者 入院 美人 典型的なパターン

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2015'08.05 (Wed)

夕日とともに消えたもの  その2

           その2

雄一は着替えを済ませると、
セキュリティーボックスからカードと1万円札を取り出し、
それらを持って、お土産を探しに部屋を出て、
エレベーターを降り、
アヤラセンターに向かったのでした。

アヤラセンターの入り口はいくつもありますが、
そのすべてにガードマンがいて、
もちろん女性のガードマンもいます。
しかもすべてピストルを携帯していました。

雄一はさすがに初セブ島の日には少しビビりましたが、
朝入り口で、
「Good morning」と笑顔で言ってくれたので、
「グッ モーニング!」と返したら、
ボディチェックもなく、
すんなり通り抜けることができたのでした。
それ以来ビビることもなく、(単純!!)
アヤラセンターに行けたのでした。

ビビるといえば、
初めてフィリピンセブ島の国際空港から、
夕方、イエロータクシーに乗りホテルに向かう道すがら、
「結構混んでるけど!?交差点に信号ないんだけどー??」
そう雄一は周りも見ながら思ったのですが、
信号を英語でなんて言えば良いのか分からず、
調べようとしても英会話の本を、
トランクの中のショルダーバッグに入れてしまったのでした。

雄一は、
混んでいてイエロータクシーが止まるたびに、
「トラフィックジャム!!」(交通渋滞)
と言ったのです。

すると最初は、
「Yes!4 O'clock ~ トラフィックジャム ~」
とかタクシーの運転手も言ってくれていたのですが、
何回かすると面倒くさくなったらしく、
しゃべらなくなっていました。

片側二車線の四車線道路が交わる交差点でも、
信号がありませんでしたが、
人々は当然のようにバンバン車が通る中、
4車線の道路を横断していたのです。

緊張感でいっぱいの雄一は、
「よく4車線を平気で渡れるなあー!??」
そうつぶやき終わると、
目の前を横切る人を見て、
走っている車が人をはねてしまうか心配で、
タクシーが信号がある交差点で止まると、
ほっとしたのでした。

外国はけっこう信号機のない交差点が多いのですが、
それにしても、4車線・4車線の交差点ぐらいは、
すべて信号機を設置してほしいものです。

ホテルに近づくにつれ、
信号機のある交差点が増えたのでした。
すると急に運転手が斜め左を指さし、
「アヤラ!!」と言ったのです。
すぐに通り過ぎてしまったので、
「あやらー!!?」
と、ダジャレが飛び出した雄一でした。

それを聞いた運転手は、
ダジャレとは知らず、
「Yes,!!」
と嬉しそうに答えたのでした。

そして少し走るとホテルの玄関に着いたのです。
「レシートプリーズ!」(Receipt Please)
タクシーの運転手に言うと、
「オーライ!」と言って、
メーターの横のボタンを押すと、
レシートが出てきました。
それを切り取ると、
「ヒア・ユーアー」(Here you are)
と言って、雄一によこしたのです。

見ると260ペソちょっとでした。
事前に調べておいた一般の白色のタクシーよりも高かったのですが、
30分以上タクシーに乗っていたので、
日本に比べるとめちゃくちゃ安いと雄一は思いました。

運転手に300ペソを渡しながら、
「サンキュー!」(Thank you)
「キープ・ザチェンジ!」(Keep the change)
と言うと、
「サンキュー!」と運転手は答え、
100ペソ札3枚を受け取ると、
すぐに自分のドアを開け、車の後ろに回ると、
トランクを開けバゲッジ(スーツケース)と、
ショルダーバッグを下したのでした。

雄一がドアを開けタクシーの横に立つと、
ガードマンが、
「ウエルカム!」と笑顔で出迎えてくれたのでした。

「ハイ!サンキュー!!」
と雄一も笑顔で答えると、
すぐにポーターが雄一の荷物を受け取りに来たのです。
そのポーターに雄一は、
「フェアリズ・ザフロント?」(Where is the front)
と聞くと、入って右の方のちょっと薄暗い方を、
手のひらを使いポーターは指し示したのでした。
雄一はポーターからショルダーバッグを受け取り、
ゆっくりフロントへ向かったのです。

雄一が予約したホテルは日本のホテルと違い、
フロントのある1階のフロアーには、
ソファーも長椅子もなく、
座れるようなところは何もありませんでした。

雄一はとりあえず、
フロントのあるカウンターまで行くと、
「へロー!」(Hello)
「アイム・ジャパニーズ」(I'm Japanese)
「アイ・スピーク・ア・リトル・イングリッシュ!」
(I speak a littele English)
「アイ・リザーブドゥ・バイ・エクスぺディア!!」
(I reserved by Expedia)
「マイネイム・イズ・ユウイチ・ヤマダ!!」
(My name is Yuuiti Yamada)
と、言ったのでした。

カウンターの中のフロントウーマンは、
笑顔で、
「ウエルカム・トゥ・ザ・ホテル」(Welcome to the hotel)
と言うと、パソコンのモニター画面を見て、
予約してあるかを確認しているようでした。
雄一は「なんとか通じたようだなあー!?」
と思いながら、
フロントウーマンの行動を何気なしに見ていたのでした。

雄一にはだいぶ早めの英語に聞こえたのですが、
内容は、
当ホテルでは1滞在につきデポジット( deposit)として、
1000ペソ必要です。
と言うようなことを言っているようでした。

このホテルは deposit(保証金)として、
1000ペソ必要なことを事前に予約の時に書かれていたので、
いくつかの単語は理解できなかったのですが、
内容はある程度分かった雄一でした。

彼女が話し終えると雄一は、
「OK!アイ・アンダースタンド!!」
(OK! I understand !!)
と、言ったのでした。

事前に空港での両替は、
レートがすごく悪いと聞いていたのですが、
どの程度のレートがふつうなのかがわからなかったので、
日本円をとりあえず1万円分両替していたのです。
1万円=3350ペソでした。
ですので、1000円=335ペソで、
1000ペソ=約3000円程度になります。

雄一は1000ペソ札をポケットから取り出し、
彼女に差し出したのです。
彼女はそれを受け取るともう一人の女性にそれを渡し、
用紙を引き出しから取り出すと、
そこに自分の名前を記入したようでした。
それは、預かり証兼領収書のようでした。

それを彼女は雄一に差し出すと、
「シグナイチャー・プリーズ!?」(Signature Plese)
と言ったのです。
雄一はサインをするとそれを彼女に渡したのでした。

雄一は、最初に今サインした預かり証を受け取り、
彼女の英語の説明を受けながら、
部屋のカードキーと、
部屋番号とWiFiのID番号が書かれた名刺より少し大きな、
2つ折りの紙を受け取ったのです。
2つ折りの間には朝食の引換券が挟んであり、
それらを持ってエレベーターに向かったのでした。

すぐに若いポーターがスーツケースを持って、
雄一のあとを追いかけてきました。
エレベーターのドアが開くと、
「ファッツ・ユーアー・ルームナンバ??」
(What your room number)
と聞いてきたので、
「トゥエルブ・イレブン」(1211)
と答えるとすぐに、
12階のボタンを押したポーターでした。

ポーターは雄一と12階で降り、
部屋のところまで案内すると、
カードキー・レント・トゥ・ミー・プリーズ!」
と言って雄一からカードキーを受け取り、
ドアのセンサーにそれを当て、
ドアを開け、カードキーをキー受けに入れると、
灯りがついたのです。
しかし日本のホテルの部屋の明かりに比べると、
蛍光灯を使っていなく、
電灯のオレンジ色の明かりなので、
ものすごく暗かったのでした。

スーツケースをスーツケース置き場の前に置くと、
ポーターは、
「ユーアージャパニーズ?」と聞いたので、
雄一は、「イエス!」
と答えたのです。

するとポーターは、
テレビのリモコンを手に取り、
NHKのBSにチャンネルを合わせてくれたのでした。
そしてエアコンを、
ご丁寧にも勝手に22度に合わせやがったのでした。
「OK!!」
と嬉しそうに言ったポーターは、
少しそのままその場所に立っていたのでした。

雄一は、
「チップかあー?!」
と心の中でつぶやくと、
笑顔で「サンキュー!」
と言って、ポケットから20ペソを取り出し、
ポーターに手渡したのです。

ポーターは、
「サンキュー!」
と言うと部屋を出て行ったのでした。
雄一はすぐにドアをロックすると、
カーテンの近くにある椅子に、
ショルダーバッグを置いたのです。
それから茶色のカーテンを、
真ん中から大きく右に広げ隅まで持って行き、
そのあと左にいっぱいに持って行き開けたのでした。
すると、右側には隣のホテルが見え、
左側にはきれいな夕日が見えたのでした。

「とうとうセブ島に来ちゃったなあー!?」
「和人のおかげで来れたようなもんだけど・・・」
そう雄一はつぶやくと、
しばらくの間夕日を眺めてたのです。

昨年の夏の夕暮れ時、
和人と楽しく飲んだ時のことを思い出し、
とてつもない悲しみが一気に込み上げてきた、
雄一でした。

         その2  終わり

***  一気に書き上げ、1回確認修正したのですが、
      誤字・脱字・意味不明な個所等あるかもしれません。
      気が付いたら修正いたします。
      ご了承ください。                      ***
   

       ****************

時間です。終わりまーす。

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18:32  |  ブログ小説>夕日とともに消えたもの  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2015'06.28 (Sun)

夕日とともに消えたもの (仮題)

ブログ小説  夕日とともに消えたもの
           その1

6月初めのある日、
ここはフィリピンセブ国際空港のあるマクタン島
そこから船で40分ほどのところにある、
小さな島へのツアーに参加した山田雄一(やまだ ゆういち)は、
ふと思い出したことがあったのでした。

昼食も終え、少しの休憩をはさみ、
遠浅の海で水着を着てはしゃいでいる女子大生を遠くから眺めながら、
何をきっかけとしてそのような話の方向にいったのか忘れましたが、
内容はほぼ覚えていました。
それは去年の8月の初め久しぶりに友人とふたりでビヤガーデンへ行き、
飲んだ時のことでした。


「よく40・50過ぎの芸能人や元スポーツ選手とかが、
若い20過ぎの若い女の子と付き合っているとか、
不倫してとかということがあるけど!!」
「それっておかしくないかー!?」
「自分の子供より年下とかさあー!??」
「俺には全然気持ちがわからないよー!?」
と、雄一が言ったのです。すると、
「俺はわかるような気がする!!」
「だってさあー!本当に20ぐらいの女の子で、
抱きしめたいほどかわいい子がいるんだもんなあー!?」
と、君澤和人(きみさわ かずと)が本当に嬉しそうに言ったのでした。


「お前まさか?」
「不倫してるのかー!??」
と雄一が疑いの目をして言うと、
「バーカ!!」
「不倫なんかしてるわけねえよー!」
「じつはなっ!誰にも話してなかったんだけどー!」
「去年の5月頃かなあー!?」
「日曜日にクレジットカードが使えない店で買い物をしようとしたんだ!」
「財布の中を見たら現金が足りなくてさあー!?」
「仕方なくコンビニへ現金を引き出しに行ったんだ!」
「下ろし終えてからついでに雑誌も買おうと、
それを持ってレジに行ってびっくりしたよー!!?」
「抱きしめたいほどかわいい子がそこにいたんだ!!」
「衝撃的だったなあー!!?」
と、嬉しそうに和人が話したのです。
そしてビールを一口飲むと話を続けたのでした。


「君アルバイト?」
「そう聞くとその子が、
『「はい、そうです!!』とニコッと笑って言ったんだあー!」
「ひとこと話しただけなのに!!?どうしてかわからないけど!!
その瞬間その子を抱きしめたい衝動に駆られたんだ!!」
「これやばいなあー!?。絶対やばい!!と思いつつ平静を装い、
「がくせいー?」と聞いたんだー!?」
するとその子が『今、大学2年ですー』と言ったので、
がんばってね!!と言って支払を済ませその時はその店を出たんだけど!!」
「それからほぼ毎日の割合で仕事帰りにその店に行ったんだけどー!??」
「ローテーションの関係かなあー!?」
「3回に1回ぐらいしか会えなかったんだ!!」
「そのたびにバイトがんばってね!としか言えなかったんだけどさあー!?」
「ほんとは名前とか、どこの大学、どこに住んでるとか?!」
「いろいろ聞きたかったんだけど!」
「抱きしめたい衝動を抑えるのがいっぱいいっぱいで!!」
そう和人が言うと、
「それじゃあー!?中学生の初恋みたいだなあー!??」
と笑って雄一が言ったのでした。

「でもなあー!?2週間ぐらいするとその子に会えなくなって、
会えなくなってから、抱きしめたいほどかわいいと思った子だったのにー!
その子の顔が少しづつわからなくなっていってさあー!?」
「1週間したら完全にに思い出せなくなったんだよー!??」
そう言うと、ジョッキの中のビールを一気に飲み干した和人でした。

店員に向かって手を上げ!
「すいませーん!」
「中ジョッキひとつお願いしまーす!!」
と言ってから、また話を続けたのです。

「その子のことを店長に聞いたらやめたって言ってたよー!」
「それから1か月ぐらいおれも仕事が忙しくてさあー!?」
「その店の前を通ったら店がなくなっていたんだ!!」
「近くの店で聞いたら、店長のおふくろさんが急に倒れて、
看病しなければならなくなったらしいんだ!」
「店は二人で交代で切盛りしていたんで、
アルバイトだけでは無理なんでやめたって!!」
「それがさあー!?」
「今はその時のことがなんか夢を見ていたような感じでー!?」
「ほんとにその子がいたようないなかったような!??」
「不思議な感じ!?」
と、和人は言ったのでした。

「まあ!?その感じっておれにはわかんないけどー!??」
と、雄一が不思議そうな顔をして言うと、
「いつかきっと!!」
「お前が抱きしめたいほどかわいい子に出会ったら、
俺の気持ちわかるかもなあー!??」
「本当にやばいぞー!!」
「平静を装い、自分の抱きしめたいっていう衝動を抑えるのがさ!!」
と言ってから一呼吸おき、
「たぶんだけど!?その衝動を抑えることができなかった奴が、
若い20過ぎの若い女の子と付き合っているとか、
不倫してるとかということになるんじゃあーないのかなあー!??」
と、和人が言ったのでした。
そのことを、昨日(きのう)のように思い出した雄一でした。

「かずとー!!」
「お前はすごいよー!!」
「俺はきょう抱きしめたいほどかわいい子に出会った!!」
「でもがんばったよ!!」
「お前と同じように平静を装い、
自分の抱きしめたいっていう衝動を抑えることができた!!」
「お前の話を聞いていなかったら、たぶんできなかったと思う!」
「どんどん近づいちゃったかもな?」
「だけどやっぱり、名前ぐらい聞いたほうがよかったかなー!??」
そう心の中でつぶやく雄一でした。

今年の2月に雄一の父が亡くなりその時に、
「ここ3年ばかりの間にお前はいろいろなことがあって、
精神的に疲れてるようだから、
気分転換に旅行でも行ってみたら!?」と言って、
雄一に旅行を勧めてくれたのが和人でした。

和人の助言で雄一は、
なるべく費用を抑える旅行をしようといろいろ調べ、
たどり着いたのが、今いるセブ島でした。
当初3泊4日を予定していましたが、
成田からセブ島まで片道直通で4時間から5時間かかるので、
飛行機の時間帯によっては、飛行のためにほぼ1日が潰れてしまうため、
1日伸ばし、4泊5日の予定に変えたのです。

3月中頃に、旅行の予約を入れた報告を電話で和人にすると、
「いいじゃないか安くって!!」
「俺も今度ネットで調べてみるわー!?」
と、自分のように喜んでくれた和人でした。
それから1週間ほどして、
雄一の同級生の中で一番元気だった和人は、
突然クモ膜下出血で倒れ、今年の3月末にこの世を去ったのでした。


そして滞在も今日で4日を迎えたのでした。
もう明日の早朝にはセブ空港を旅立つ予定です。

午後3時過ぎに島へのツアーの受付のところまで戻って来ると、
抱きしめたいほどかわいいと思った女子大生から少し距離をおき、
雄一は急いで帰り支度をし始めたのです。
近くのホテルから参加していた青年たちと一緒に、
ホテルまで送るというワゴン車に乗り込み、
そのホテルからタクシーに乗り30分ほどかけ、
自分が滞在しているホテルに戻ったのでした。

エレベーターで21階の自分の部屋に戻ると急いで靴を脱ぎ、
持って行ったショルダーバッグのファスナーを開け、
ビニールの買い物袋に入れておいた今日使った水着と、
ラッシュガードやマリンシューズなどを出し、
バスルームのところまで持って行きました。
ドアを開けると、
バスタブのところにあるハンドシャワーでそれを洗い流し、
持ってきておいた折りたたみできるハンガーを使い、
それらを吊るしたのでした。

それが終わるとバスタブを洗い、目いっぱい蛇口をひねり、
バスタブにお湯を貯めはじめたのです。
しばらくしてそれが貯まると雄一は真っ裸になり、
首から上だけだし、身体全体を湯船につけたのでした。
「やっぱり風呂はいいなあー!?」
「入浴剤持ってこなかったのは失敗したけどー!?」
そう言ってしばらく湯船に浸かったのでした。

10分ほど浸かってから立ち上がると、
ビニール製のカーテンの下をバスタブの中に入れ、
カーテンを閉めたのでした。
先にシャンプーで頭を洗い、続けてボディーソープで身体を洗い、
ハンドシャワーを使ってそれらを洗い流したのです。

カーテンを開け、バスマットの上に両足を乗せ、
棚に置いてあるバスタオルを取ると、
最初に頭をよーく拭き、
そのあと上のほうから徐々に足のほうへ向かって、
身体を拭きはじめたのでした。


しばらくして拭き終えるとバスタオルをバスタブのところに掛け、
バスルームのドアを開け、備え付けの使い捨てのスリッパを履くと、
真っ裸のまま大きな窓のところに行き、
レースのカーテンを思いっきり開けたのです。
空は夕日で輝いていたのでした。
「きれいだなあー!?」と雄一は思わず言ったのでした。
その時ふと、
抱きしめたいほどかわいいと思った女子大生の顔が浮かび、
ニコッと笑ったような気がしたのでした。

そして雄一は目線を夕日で輝いていた空から、
自分の下半身に目をやったのです。
そして少し嬉しそうに笑みを浮かべこう言ったのです。
「やべー!?見られちまったぜ!!」


         その1   終わり

***  一気に書き上げ、1回確認修正したのですが、
      誤字・脱字・意味不明な個所等あるかもしれません。
      気が付いたら修正いたします。
      ご了承ください。                      ***
   

       ****************

続きのその2は書けるかわかりませんが、
旅行に行ったセブ島を題材に何か書こうかなと思っています。

話は変わりますが、
当初は直通便就航記念のためでしょうか?
6月のセブパシィフィックのフライトは、
たいへん安くよかったのです。
しかし、6月の予約から3日ほど遅れましたが、
なぜかわかりませんが7月にも行こうと決心し、
7月の予約検索をしたら、
5000円ほど高くなっていました!!
本当にびっくり!!!

なので!2000円ほど節約するため、
Meal(ミール)はやめてミールことにしました。
(単にダジャレが思い浮かんだのでそれを書きたかっただけです)

      ****************

同じセブパシィフィック航空で、
7月5日のフライトの予定ですが、
前回ちょっと調子に乗りすぎてお金を使ったので、
今回はバス旅行を試してみたいと思っています。
ただセブ島のバスのことについての記述記事は少なく、
もっとも重要であるバスターミナルの行き先や時刻表など、
検索してもわからないので心配です。

もし知っている方がございましたら、
(ブログやホームページ等)コメントにてお教えてください。
マル秘コメントでも結構です。
よろしくお願いいたします。

時間です 終わりまーす

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応援ありがとうございまーす。  (^◇^)/

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タグ : セブパシィフィック航空 フィリピン セブ国際空港 セブ島 マクタン島 バス バスターミナル ブログ小説

15:20  |  ブログ小説>夕日とともに消えたもの  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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